使用済みのコンタクトレンズが一定の間隔をおいて落下する様子を撮影した作品。 コンタクトレンズは使用者が通過してきた時間とそこから生成される記憶、感情、思考の入り交じったものです。それらは身体から切り離されることにより個人の意思の届かない世界へ向かいます。その先は消滅なのか再生なのか、「死」をも予感させる果てしない旅を想像させます。